去年の今頃は、モロッコ側から、
大西洋の夕陽を眺めていました。
スペインまで、高速フェリーで、
35分。ヨーロッパとアフリカは、近いです。
さて、ネット検索しますと、
小説「アフリカの日々」にも、
的外れな、書評が、書かれていました。
一昨日観たコーチカーターのDVDと同じく、
全てを人種差別、民族差別に結びつける、
評論は、もう、ウンザリです。
確かに、今でも、世界は、
平等ではありませんが、
これらの作品は、もっと深い、
人間の立ち上がるエネルギーを、
題材にしています。
アフリカの日々をしっかり、
読みますと、イギリス領だった、
ケニアでも、
あながち、ヨーロッパ人が、
完全有利ではなく、
現地人のしたたかさが、
そこかしこに現れています。
私たちとは、
違う価値観の中で、
彼らもまた、逞しく生きているのです。
美しき天命セッションはこちら。