税務調査で、見解の相違がありますと、
「自己否認」の項目で計上されます。
退職などするときは、辞表に、
「自己都合」と書きます。
実は、悩みの根源は、この二つなのです。
「自己否認」とは、
自分目線で判断した結果、却下される。
「自己都合」とは
よんどころない理由の結末として
物事を進めざる負えない状態。
ここに、葛藤と、刹那と、怨恨と、増悪と、
煩悩と、惜別と、修羅などの様々な心理景色が
交差してくるのです。
「自己主張」をすれば、
きりがありません。
それぞれにそれぞれの言い分がありますから。
もしこの世に「絶対正義」というものが、
存在しているのなら、
「裁判」という制度はないでしょう。
自己否認と、自己都合を
しっかりと我がうちに起きながら、
「物事は、大局的に観る」
大局的の重大素因は、思いやりです。
理詰めで、正論を吐き続けないこと。
「教養とは、思いやりである。」を、
大人は、心に刻みましょう。