この世の中には、真に理不尽なことが起きます。
「常識の壁」なんて、いともたやすく崩れます。
私たち日本人の多くは善良な人種ですが、
そんな中にも、おかしなことが起きます。
そんな時、皆さんはどうしますか。
気持ちに余裕があったり、知識があったり、知恵があったりすると、
とかく、自分を苛めます。
「私が悪いの。私の至らなさ、私の過去の過ち、私のカルマ」
そして、何が起きるかというと、
「自己嫌悪、自己否定」
すなわち悪い反省になっていくのです。
そうなった状態の時、あなたってハッピーですか。
多分、肉体にも影響が出るほどの不調を抱えていると思います。
本当のやさしさとは、強さです。
自分に合わないことを、「観切る」強さも必要です。
無理に合わせようとしなくてもよいのです。
大人の観きり方を身につけてください。
全てに良い顔は、できません。
変な自己反省から、自己否定をして、自分を見失わないでください。
あなたは、充分、いろんなことがわかっていると思います。
もちろん、職業上、立場上、演じなくてはいけない人もいるでしょう。
そういう皆様は、「仕事」として割り切ってください。
プライベートの時に、良い反省をなさってください。
良い反省とは、そういう、物事の根源を学ぶことにあります。
覆水は盆に返りませんが、
新しいお盆に新しい水をまた、入れればいいだけの話です。
悪い反省をしているまに、
あなたの魂が喜ぶ、
自然の法則、宇宙の真理を学んでいくほうが、はるかに有意義だと思います。